UM Design Association

東京デザイナー学院

大学学科紹介リーフレットを制作中です。

二年生になりました! UMメンバーの野中です。

大学でフランス文学を専攻していたお話を以前しましたが、現在私は出身大学の学科を紹介する進学希望者向けのリーフレットを作っています。以前授業内課題として共通で行っていた学校案内の提案課題を、実際にお世話になった教授にお見せしたところ、夏に行われるオープンキャンパスで配っていただけるというお話をいただきました。まさか!と思いましたが、こちらからはたらきかけることで相手に響くことがやはりあるんですね!

何度か教授の研究室に伺ってご相談したり、メールでやりとりをしたり、アイディアを出して制作するだけでなく実際に納品するまでの流れを試行錯誤しながら進めています。中でも見積もりに関するやり取りは難しく、どうやってクライアントに話を切り出すか、どうやったら内容が伝わりやすいか、日々模索中です。学校内の課題はデザインの環境に慣れた先生が指導しますが、実際の仕事ではデザインとは?をあまり意識することのない人がクライアントになるかと思います。そういった人に自分が意図したことがちゃんと伝わるか、相手の頭の中のイメージや考えをいかに引き出すことができるか。そういったところがデザイナーの腕の見せ所なのだなと感じます。

そして何より、コミュニケーションの取り方ひとつで信頼に大きく関わってくるということを実感します。制作物のデザインの善し悪しは当然ありますが、それ以前に打ち合わせやメールのやりとりなどの場面でどれだけ相手の立場になれるかも重要だと感じました。自分で先方と連絡をとり、スケジュールも管理し、制作もする。なかなかこうした流れを体験できる授業はないので、とても勉強になっています!

かくいう今日も、実は大学で打ち合わせがあります…打ち合わせは少し緊張しますが、一歩一歩形になっていくのがとてもおもしろいです! 良い反応をいただけますように!

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • クライアント
    上智大学フランス文学科
  • 書き手
    野中 智未
  • カテゴリ

ページの先頭へ戻る

学生デザイナー アウトドア系「STEP」 フリーペーパー_01

もしもし、ちょっと聞きたいですが、STEPする時って、どこに向かってSTEPすればいいですか?
こんにちは、たまに急に手羽先食べなくなる、週2くらい洗濯している2年生のチャールズです。

今回は永井さんの夏のような熱い指導の元でお笑いにあまり詳しくない佐藤高光さんとSTEPというフリーペーパーを作りました。色んな困難やミスがありました。例えば、カフェでアイスコーヒーを注文した時にアイスがコーヒーより多かったりのようなこと、でも最後は無事にSTEPを仕上げました。

企画を立てていた頃、僕は佐藤さんとずっと一年生にとって読みたいものは何でしょうと、考えていました。学校で一番きれいなトイレ、水道橋駅の近くある美味しい店、スマブラでどのキャラクターが一番強いか、色々考えました。カフェで二人が考えながらくすくす笑っていました。学生向けのフリーペーパーなので、僕と佐藤さんは変なことを考えるのをやめて、何案かにしぼって、作り始めました。

春休みが僕がお湯をカップラーメンに入れて2分30秒を待っている間に終わりました。入稿期限もどんどん近づきました。まるでバスケの試合の第2クオーターの時の選手のように、僕と佐藤さんは完成度を上げるため、激しくSTEPしました。でも未熟なところがまだたくさんあって、何回も永井さんに助けてもらいました。僕たちはまだまだです。黒田選手は広島カープに帰ってきましたが、それでも必ず優勝するとは限らない!

作業が終わり、僕は入稿用のデータをまとめました。これは事件です。僕の個人のミスで入稿に問題が起きました。とても悔しかったです。何回も確認したから大丈夫だと思った自分があまかったです。人は失敗するほど成長すると思います。今回のSTEP,フリーペーパー制作は本当に僕にとって素晴らしい経験でした。最初、分かるような、分からないようなことが分かるようになった気がします。僕はまたこのようなミスがないように、ものを細かく作り、頑張って行きたいと思います。どんどん成長します。すみません、僕のまじめなところが出てしまいました。

 
この記事、ワイルドだろう〜〜〜

 
またよろしくお願い致します。

ページの先頭へ戻る

日本タイポグラフィー年鑑2015作品展

こんにちは、郡司章です。 先日、竹尾見本帳店で開催中の「日本タイポグラフィー年鑑2015作品展」を同じくUMメンバーの佐藤さんと見に行きました。今日は作品展で見た事、感じた事をお伝えしようと思います。 「文字」をグラフィック的に見せる「タイポグラフィー」。なかでも日本タイポグラフィー年鑑に入賞を果たした作品展とあって正直に言ってどれも見応えのあるものばかりでした。挑戦的、野心的な作品が数多ある中特に目を引いたのが「3D Type Recorder」という作品。「文字を打つという行為」を視覚的に残そうとした作品で、文字そのものに意識がいきがちな作品達の中でもひと際異彩を放っていました。また文字を動的に見せていた事も印象深く文字の可能性をみせつけられました。作品を個別に写真に納める事ができず会場全体の写真しかとれなかったためここではお見せすることができないのが残念です。

ほかにも、カタオカデザインワークスの新書体「芯」。これも個人的におもしろいと感じました。150ptで印刷してもその細さを失う事の無い「芯」は小サイズでもキチンと機能し、従来の細すぎて印刷がかすれてしまうという極細書体の致命的弱点を克服しており、印刷技術の向上で文字の可能性も広がっていっている。そんな事を感じさせる作品でした。 ここでは書ききれないのですが、とにかく沢山の刺激的な作品を見る事が出来ました。

日本タイポグラフィー年鑑作品展が展示されている竹尾見本帳店は水道橋から歩いて数分の距離にあるのでデザインに関わる人達は是非一度見に行かれる事をオススメします。いやほんとに凄かった。作品展の次に行われる「ニューヨークタイプディレクターズ展」も今から楽しみです。

そして、実はこのたび私も次回の日本タイポグラフィー年鑑に向けて作品を制作することにしました。まだアイデア自体は漠然としていますが、文字の世界に一風吹かせるような、文字好きが見た時おもわず「オッ」となってしまうような面白い作品が作れたらと思います。

長くなりました。最後に、私は、自分のデザインスキルを上げる時「良いものを見る事」「手を動かし制作する事」「人の話を良く聞く事(デザインに対する考え方とか)」この3つが必要になると考えています。なかでも「良いものを見る事」これはなかなか難しく僕自身「何がよくて何がダメなのかわからない」という罠に陥りがちです。しかし今回の「日本タイポグラフィー年鑑2015作品展」はどの作品もアイデア・クオリティ両者の面で秀逸な作品が多くまさに「良いものを見る」事に適していました。自分のスキル・可能性の幅をもっと広げたい、そう感じた人達には是非この日本タイポグラフィー年鑑作品展に行ってもらいたいと思います。そう思わせる作品展でした。

日本タイポグラフィー年鑑2015作品展
片岡デザインワークス「芯」

以上です。ありがとうございました。

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • 書き手
    郡司 章
  • カテゴリ

ページの先頭へ戻る

青山耕平企画 「THE LAST STAGE」 フライヤー

青山耕平様が企画の演劇『THE LAST STAGE』のフライヤー、チケットを制作しました。演劇のコンセプトは『お酒を飲みながらゆったりと』。そして今回私が提示させていただきましたコンセプトは『夢と一生のコメディアート』です。

『THE LAST STAGE』の青山様演じる主人公の苦悩と、演劇内容の独自性を表すために緑色をメインカラーとして、他とは違う『THE LAST STAGE』ならではの世界観を表現してみました。表面のポップな印象と裏面の渋めの雰囲気で独特な面白みを表せられたら良いなと思います。

初めての『外部のクライアントをいただいたお仕事』は難しく、反省点はありますがこの場でしか得られない雰囲気を感じ取り、今の私がどういう気持ちでデザインと関わり、今後デザイナーとしてどういう志のもと進むべきなのか感じさせられました。

日々皆さまに教えていただいている言葉一つ一つがより身にしみるようになりました。まだまだ私はデザイナーとして半人前にも満たないと感じさせられましたが、日々、精進を試みてデザイン道を歩みたいと思います。

ページの先頭へ戻る

振り返りと、これから

明けましておめでとうございます。吉岡陽香里と申します、ブログの更新は二度目となります。
私は、年末、そして年始とまた今日、明日、アパレルショップで大量の飲み物とのど飴を味方に、店頭で大声を出して、一日中笑っています。表情筋というか、顔全体の筋肉と足腰が悲鳴をあげています。ですが一日一日の達成感、疲労感が心地良いです。

前置きが長くなってしまいましたが、昨年、私が何を考え、何を感じてきたか、そして今年何をしていくかを宣言いたします。

昨年は、様々な感動や驚きがありましたが、今思い返して一番感じることは、指導者がいることのありがたさです。専門的な分野の指導には、誰が解いても同じ答えになるものや、なにかの教科書にのっているものとは違い、教える側の主観や、その人自身の経験や努力で培われた独自のやり方が含まれていると思います。そのために、私は専門学校に入るまで、専門的な業界はすこし閉鎖的というか、あまり情報の交換がされないイメージがありました。ですが、この学校に入り、そのイメージはひっくり返されました。もしかしたら、学校だからかもしれませんし、こんなに恵まれた環境は他に滅多にないのかもしれませんが、昨年一年間は、多くの方がグラフィックデザインを教えてくださったり、自分だけでは知ることが出来なかった様々な情報を与えてくださったので、とても有意義で楽しい時間を過ごせませました。

よくある、アートとデザインの話にも繋がるかもしれませんが、デザイナーそれぞれが、世の中のトータルデザインを良くしていく、という感覚がわかったような気がします。個としての強みあってこそ、そしてそれが集まってこそではないかなと思います。個の強みを見つけるため、アピールするためにも、指導いただけることは大変貴重に感じます。指導をしてくださる方がいる、この恵まれた環境下にいられなくなったときに、私が指導者になれるのかということを考えるとかなり不安があり、いつものことながら、まだまだ自分の未熟さを感じます。ですがいつまでも与えられる側で居ては、デザイナーにはなれないと思うので、今年は昨年以上に、常に提案し続ける姿勢を意識して先を考えながら生活をしていきたいと思います。

冒頭のアルバイトの話に戻りますが、接客に入る瞬間は、いつも作り笑いかもしれません。このスマイルには、先への期待とこれからあなた(お客さま)のことを口説きますよ(すみません、良い言い方が思いつきませんでした。)という意味がほんの少しだけ、こもっているかもしれません。提案、おすすめをしないと売れないのです。このプライスレススマイル(笑)こそ、提案のカギなのではないかな、と思います。と、難しいことを考えてはみますが、なんとなく気づいたら無意識に笑っていたり、楽しくなっていたりするので、もう一つ、今年も明るく笑い続けることで私らしくまっすぐいられたらいいなと思います。ただし、甘やかしすぎず、ですね。

最後になりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • 書き手
    吉岡 陽香里
  • カテゴリ

ページの先頭へ戻る

方向も知らずに、音が出ているところに向かって歩いてみた

明けましておめでとうございます。

1年のチャールズです。

実家の上海から日本に帰ってきました。大量の笑いとお酒と愛が感じられる友達の情熱的なハグをいっぱい吸収してきました。改めて思ったことは二つあります。第一、自分が見慣れた風景に囲まれて危機感が感じられないので、実家に長くいてはいけないと。第二、僕が疲れていても、落ち込んでいても、必ず僕の背中を押してくれる人がいると思いました。

日本に来る前に僕は働いていました。当時そのまま働き続けると実家から出る精神力はなくなると感じ、日本に来ることにしました。文化が大きく違うところに行きたかったです。若いうちに挫折したかったです。刺激がないといい作品は生まれられないと思います。

振り返ってみるととても不思議な一年でした。色々がありました。素直に嬉しかったこと、最初は悲しかったが今考えてみるとよかったこと、理解できないこと、慣れたこと、和風パスタはとても美味しいと思ったこと。スビードが遅いジェットコースターのように、確かに色んなものが動いていました。気がついたら、もう終わりました。

僕はアート、彫刻を勉強していました。綺麗なものを作っていたわけではありません。面白いものを作ろうとしていました。なので、デザインを勉強し始めた頃は大変でした。見た目的に綺麗なものが求められている気がしました。僕の考え方がまだ美大の頃の考え方でしたので、僕がだめでした。そういう形があって、定着しようとする考え方を捨ててみました。今は多分まだどこかのゴミ箱にあるかもしれません。アートやデザインは赤ちゃんの頭骨のように、とても柔らかいものだと思いますので、柔軟性があるデザイナーになりたいです。

2015は2014よりもっと面白いことがあるように、願います。そういう面白いことに出会うためにはスタミナと精神力が必要だと思いますので、ジョギングを始めたいと思います。

今年もよろしくお願い致します。

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • 書き手
    チャールズ
  • カテゴリ

ページの先頭へ戻る

初めまして、郡司です

初めまして、1gd-bの郡司章です。訳あって中途半端なタイミングですがUMに参加することになりました。まずは簡単に自己紹介とそれから去年のふりかえりと今年の目標を書きたいと思います。

私、郡司章は現在19歳の男です(一応あった事が無いUM二年生方のために)趣味はアニメ・ゲーム・マンガ・ミリタリーで絵を描く事が大好きです。イラスト仕事を中心に活動するデザイナーを目指してこの学校に来ました。

昨年は初めてデザインに触れ様々な人のお話を聞く機会を得、デザイン面でもまた人としても色々な事に気付かされる一年でした。特に人との出会いで得た物が多く、遠くの国からこの学校に来た人や様々な境遇を経た人達と話し私も気持ち前に進めた気がしました。

19歳になって今更なのですが「人との関係が色々なものを運んでくる」と感じました。

2015年は人としてまた一回り大きな男になれることを目指しつつ人間関係を大切にし、デザイン面では「自分と他者の妄想を形にできる」創作性と堅実さを身につけることが目標となりそうです。またそれとは別にアートの面でも力を付けていけるように表現力を高めていきたいと思います。

わりと文章が短くなってしまったので蛇足ですが、最近カメラにはまっています。親父が昔からカメラ大好きで一台ゆずり受け撮ってみたりしているのですがこれが結構楽しいです。先ほどのトップの画像は地元の新しい住宅街を帰り道に撮ってみたものなのですがどうでしょうか。個人的にお気に入りの一枚です。

以上になります。今年も実りある一年になることを願って粉骨砕身頑張りたいと思います。

よろしくお願い致します。

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • 書き手
    郡司 章
  • カテゴリ

ページの先頭へ戻る

新年を迎えるにあたって

初めて投稿させていただきます、1年の平川です。今回は1年を振り返って、という内容となります。

1年を振り返ると、私にとって新しいことだらけで今までにないほど濃密なものでした。4年間通った大学の卒業、就職を目前とした2月末、自分の将来のことを深く考え直すきっかけがありました。私は「就職」ということに固執してしまっていて、自分の将来をより充実したものとするために好きなこと・やりたいことを仕事にする、という選択肢を見失っていました。そこで、自分がやりたいことってなんなんだ…?と、自分に向き合うことにしました。中学から大学まで所属していた吹奏楽部で、パンフレットやポスターのデザインをしたことがありました。(冒頭の写真のものなどです。)デザインについて依頼元の係と打ち合わせている時、完成した物が人の目に触れる時、そして見てくれた人から感想をもらえた時は、うまく言葉にできない達成感がありました。その時のことを思い出し、これを仕事に出来たらどれだけ充実した毎日を送れるだろうか、と考えると気持ちが高まりました。過去の自分の経験や周囲の人からの意見を元に考えた結果、就職するのではなく専門学校へ再進学をしてグラフィックデザインの勉強をする、という選択をしました。

4月に東京デザイナー学院へ入学してからは、まさに新しいことだらけの毎日でした。各分野で見習うべき実力を持ったクラスメイト、よく面倒をみてくれる先生方から沢山の刺激を受けました。吸収することだらけでキャパオーバーになることもしばしば…やるせない時もありますが、なんとかしがみついてここまで勉強をしてきました。その中で最近気が付いたことがあります。「自分の持っている技術で、要求されていることを周囲と相談しながら調整・クオリティーを上げて行く。そして、完成させた物で人を喜ばせる。」と言う点でデザインと吹奏楽は似ているのです。あくまでも私個人の見解ですが、これで私がデザインが好きな理由が解った気がしました。私は不器用な人間ゆえに、苦手な楽器・フレーズは出来るようになる為に人の2倍・3倍と練習をしていました。デザインを勉強するなかでも同じように、地道に練習を積み上げることで実力を上げて行きたいと思います。

拙くまとまりのない文章ではありますが、これが私の今年一年です。来年はより充実した一年に出来るように精進していきます。関わらせていただく方には多くのご迷惑をお掛けするかとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • 書き手
    平川真理奈
  • カテゴリ

ページの先頭へ戻る

経験をし、経験を活かす

はじめまして、今回初めてブログを更新させていただきます1年の松本有希と申します。2014年を振り返って感じたことを書きたいと思います。新しい世界に踏み込んだ1年になったと感じています。

昨年の話からになりますが、私は東京デザイナー学院に入学する前は、大学を出てファーストフード店で働いていました。大学時代から広告やパッケージ等のデザインに興味があったのですが、就職相談をしたところ、デザイン業界は専門学校出身でないと厳しいと言われました。また、接し方や表情から「営業が向いている」と言われ、好きなことよりも長所を活かして働きたいと感じたので、販売営業の道へと進むことをその時は決意しました。

「大学を出たら就職する」というのが自分の中で当たり前になっており、今思えばその頃は自分の気持ちに向き合っていなかった気がします。「再進学」という考えがなく、真っ先に「就職」を選びました。しかし、実際に卒業して就職し、毎日働く中で、早く仕事を覚えたい、一人前のマネージャーになりたいと思う気持ちと同時に、好きなことを諦めきれない気持ちがあり、自分の気持ちともう一度向き合い、入学を決意しました。

実際に入学してみると、周りはイラストが上手な人が多かったり、IllustraterやPhotoshopを使いこなしている人が多かったりと、焦るようなことばかりでした。デザインをやりたいから入ったといってもイラストは教科書の落書き程度しか書いたことがありません。不安なことばかりの中、課題をこなしていきました。

「あの時就職ではなくもっと早く再進学していれば・・・」「あの時大学進学ではなく専門学校の道を選んでいれば・・・」、そんな思いが過ることもありました。今もあります。でも、経験は無駄にはならないとも同時に思います。例えば、コミュニケーションはどんな時にも必要なことだと思いますし、これは働いてきた中、大学で学んできた中でも培ってきた部分だと思います。

では、どうしたら今までの「経験」を無駄にせず、活かしていけるのか?を2015年、そしてこれからのために考えてみたいと思います。「宝の持ち腐れ」ということわざがあるように、持っているだけでは自分の武器にはならないと思います。2014年は課題をこなすことで精一杯で、先生方や先輩方、または友人からの助言・アドバイスを頂くだけで、自分から行動を起こすことが少なかったように思います。なので2015年は「積極性を持つこと」を目指していきたいと思います。そしてそれはどれだけ「考えて動けるか」だと感じています。

最後に余談ですが、私の「有希」という名前の由来は「パンドラの箱」というお話が由来になっています。病気、妬み、憎しみなどの悪が人間の世界に飛び交う中、最後に希望だけが残っており、それ以来どんなに辛いことがあっても人々の中にはいつも希望が有る、というお話です。そんな名前に恥じぬよう、不安な時でも希望を忘れずにポジティブに頑張っていきたいです。

まとまりのない文章で申し訳ありません。今年感じたことから来年の抱負をまとめますと、「経験を活かす」「ポジティブになる」です。2015年も何卒よろしくお願いします。

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • 書き手
    松本 有希
  • カテゴリ

ページの先頭へ戻る

共に汗をかく。先は明るい。

気づけば大晦日。流れ行く日々、一年の節目、UM担当講師の立場として、振り返る。

今年2014年は、私が本校の講師となり3年目である。1年目は、初めての講師、デザインを教える、ということを模索した年。2年目、デザインを身につけるには、「教える」ではなく、「実践を通す」ことが重要であることに気づく。少人数、密にデザインに接することで、互いにその価値を発見した年であった。そして、3年目。

私(今年)の反省点は、接し方。大人数に向け、短時間で情報を伝えることはできる。一方的には。しかし、聞いた本人たちの内側から、理解やモチベーションが沸き起こるかどうかは疑問だ。デザインを身につけるための、型と姿勢。これは、側:知識と内:感情、両方のバランスが大事である。場の内面は、関係性。何でも話せる、気軽に相談できる関係。力や実績は関係なく、一人一人、関係性を築いていくことに近道はない。

個々と向き合うきっかけをつくり、共に考え、共に動く。何をやるにしても、心の底からわかり合うには、熱量がいる。共に汗をかく、ということだ。非常勤講師という枠から、授業時間外にコミュニケーションを取ることを推奨しない考えの人もいる。それは、あくまでも非常勤講師を軸とした考えだ。私は非常勤講師の前に、デザイナーであり、デザイナーの前に、一人の人間である。大本をたどれば、“ものづくり” と “楽しい” ことが好きな人間だ。私が感じる、“楽しい” は “楽(ラク)” ではない。

人に向けた、人と行うものづくり。ちゃんとしたものを渡すのであれば、一生懸命さは必須である。それを経て、人に渡す。喜ばれる。厳しいから、楽しいという感情が生まれるのだ。厳しくも楽しい日々。これぞ、デザイナーを目指す、UMの場。自分自身も気をつけなくてはならない。

最後に明るい話しを。「デザイン業界を盛り上げる」。場の目標。到達するには、場を旅立つ者が、デザイナーとして、楽しく、続ける必要がある。そう、「続ける」ことも重要なのだ。上記の感覚、実践を経て、体感し続ければ、自然とその目標につながるだろう。そう信じている。先は明るい、のだ。

来年のテーマは、恥をおそれず、拡げる。提案姿勢をベースとした、やるべきことをやり、考えをより広く具現化する。現在進行形、共に汗をかくメンバーへの感謝をわすれずに。UMを通し、携わる人が皆、より豊かな生活を送れることを願っている。それこそが、デザインの力なのだから。

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • 場所
    御茶ノ水・水道橋・神保町(東京都千代田区)
  • 書き手
    永井弘人(担当講師)
  • カテゴリ

ページの先頭へ戻る

疲れ

二度目の投稿となります、一年の梅沢です。私は2014年にとても疲れました。良いこと、悪いこと、沢山ありました。ありすぎて疲れました。

まず年明けに第一志望の国公立大学に落ちました。ご察しの通り悪いことです。去年の夏からずっと目標としてきた場所なので当時は非常に無気力だったことを覚えています。これだけの時間とお金、労力を消費しても叶わなかった。もう一年かけて入ると言う手もありましたが、それは親への負担があまりにも大きいため諦めました。

次に春先に東京デザイナー学院に入りました。正直この時点では良いことでも、悪いことでもありませんでした。とにかく進学しなくては、そんな必死だった私なりの選択です。

そして一年かけてデザインについて良く考え、一人の人間として成長しました。ご察しの通り良いことです。この学校に入ったからには一つでも多くのことを学び、社会に出た時に武器になるものを身につけたい、そんな思いで過ごしてきました。すると自然と「これはなぜこの形なのか」「制作者は何を考えこうしたのか」と数学のように答えがある訳ではないのですが、答えに近いものを見つけ出そうとするようになりました。このことは将来的に必要となってくると思うので、続けていきたいと思います。

これだけではありませんが、今年は色々なことを体験したりよい刺激を沢山受けました。そう言った意味で今年は非常に疲れました。まとまりの無い文章ですみません。結論として2015年も「疲れ」たいと思います。来年も何卒よろしくお願いします。

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • 書き手
    梅沢 泉
  • カテゴリ

ページの先頭へ戻る

今年の私、来年の私

1年の鴻巣です。今年ももう終わり、この約1年間で感じたことをかかせて頂きます。

専門学校に入って、たくさんの事がありました。正直、自信がなくなる様な事ばかりで「自分はここで周りの皆と並んで行けるのだろうか」と思うばかりで無我夢中でした。周りと自分を比べる事は良くない事だとはとても、よく、十分に分かっています。けれども、自分以外の『デザイナーの卵』は輝くものばかりでそれに並ぶ自分は焦燥感ばかりがありました。しかし、その焦燥感を『やる気』につなげてくれたのも『デザイナーの卵』の皆さんでした。不思議なもので、焦燥感という追い込みに『やる気』が交わると『楽しみ』に変わるという事を今年、私は知りました。貴重な体験です。

今年に作り上げた作品やその過程のラフやメモ書きを見ると、この1年でどれだけ先生方や仲間の皆さんに支えられて来たかを感じます。アドバイス等をもらい、「なるほど!!」と思う反面「なんで自分はこれを考えなかったんだろう」と思う事もありました。でも、今思い返してみると「その時に身につけられたからまだ良かったかな」と、思ったりもします。辛かった思い出、嬉しかった思い出その他諸々たくさんの事がありましたが、いまの私が一言で簡単に言ってしまえば「結果オーライ」です。

焦燥感あっても、最終的にその感情もうまく扱えるようになりやる気につながったので、ある意味「結果オーライ」。作品制作に関しても教えられた事が身に付いてその後にうまく活用出来たなら「結果オーライ」。今年は本当に色々ありましたが、最終的に今の生活が今の自分にとっては頑張った結果であり、とても充実したものなので「結果オーライ」「終わりよければ全てよし」というがの私自信の現状であり、私のこの1年でした。

しかし、では…来年は?と考えてみます。「結果オーライ」なんて言葉はずいぶん受け身に思います。今年は学ぶことで精一杯で受けるだけで終わってしまった1年でした。では、来年は?「結果オーライ」なんて悠長な事は言っていられない、受けるだけで終わる訳にはいきません。攻められる力をこの1年たくさんの方々から頂く事が出来ました。なので、次の1年は「結果を作り上げる」1年にしたいと思います。皆様は今年、どんな年でしたか?また、来年はどんな年を目指そうと考えていらっしゃいますか?「結果を作り上げる」なんて今の私には大それた言い方になってしまいますが、この内容を来年身にしみ込ませて頑張っていきたいと思います。よろしくお願い致します。

遅くなりましたが皆様が来年、良い1年を過ごせます様祈っております。

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • 書き手
    鴻巣 志歩
  • カテゴリ

ページの先頭へ戻る

窓枠で切り取る

年末のまとめということでブログを更新させていただきます。一年佐藤です。

振り返ってみると激動の一年であったと感じています。僕自身こうやってデザイン関係のことを学び、携わるということがとても異質的であったので心身ともに疲弊していくのがわかります。かといってめげることはしません。来年も同様に頑張らせていただきます。

「異質的」と書きましたが僕は小さい頃は理系の研究者になるのが夢でした。それとなく漠然と夢を掲げ大学までは進学したのですが、高校時代に音楽活動にのめり込み学業そっちのけで活動していました、結果バンドは解散、自身で音楽を続けるか学業に専念するかという選択を迫られ、僕は選択肢に無い「再進学」を決めました。

音楽活動をしていると自然とデザイン物に関わることがあります。その時は僕はクライアントサイドの人間でした。デザイナーと一緒に物を作っていく過程で楽しさを覚え、注文をするだけでなく自分で何かを作ってみたい。そこで初めてデザインに興味を持ちこの学校を選びました。

最初はとても大変でした。用語も分からなければ画材や道具の使い方も分からない、Macなんて触ったことがない、絵を描いたのは小学生の時の自由帳以来。

しかし悪戦苦闘している中で気づいたのが、音楽との共通点が幾つか存在したことです。僕の感性での気づきなので曖昧で言葉にし辛いのですが、まず「相手のことを考えて制作する」というのは明らかな共通点でした。僕が担当していた楽器はドラムでしたので、楽曲制作において僕が介入するのは途中からでした。作曲者の意図やその時の好みを汲み取りリアルタイムでフレーズを作っていき、ブラッシュアップを重ね他のパートとぶつからないように…。と。他にも沢山あります。

共通点を感じた時にデザインがものすごく楽しく感じました。物事を表面上で判断するのではなく、あらゆる角度からメスを入れて、自分が理解できた切り口から物事を考えればいいんだ。と最近は思うようになりました。

 

話は変わりますが、ありふれたもの、見慣れたものも任意の枠で切り取れば見え方が変わる気がします。要はカメラや写真のことですが。

僕は最近「道路標識」が好きになりました。なぜかというと、僕らが見ている立体的な世界に対して道路標識だけが平面でしかも宙に浮いているように見えるからです。なんとなく見ているものでも切り取ってみるとよく見えたりするものです。そういった切り口をうまく見極められるようになれる2015年を目指したいと思います。

来年も宜しくお願いします。

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • 書き手
    佐藤 高光
  • カテゴリ

ページの先頭へ戻る

2014年を振り返って、「考える」こと

今回がUMブログ二回目の更新になります、1年の野中です。

時が経つのは早いもので、もう2014年が終わろうとしています。今回は今年一年を振り返って感じたことを書きたいと思います。こんなこと思ってるんだな、と心の片隅にでも留めていただければ幸いです。

私が東京デザイナー学院に入学を決意したのは、実は入学ギリギリの時期でした。大学卒業とともに就職を考えていたのですが、就職活動に難航し、「本当に自分が好きなことってなんだ?」とずっと考えていました。ちょうど今から一年前の冬にデザイン系の専門学校に再進学することを決意し、年が明けてから願書を提出しました。

今思えば昔からチラシやパンフレット、チケット類を集めるのが好きでした。映画や美術館のチケットの収集癖もあり、さらにそれをスクラップブッキングでコラージュしたり…。しかし、自分が「デザインする側」に立つなんて夢にも思っていませんでした。それは、「デザイン」は「技術」や「才能」のある人がやるものだと思っていたからで、その頃はある意味「デザイン」と「アート」は同じものだと思っていました。

進路に困ってたまたま受けた就職の適職診断で、私は初めてデザイン業界に興味を持ちました。自分の適職に、クリエイティブ職や専門職系が比較的多く出たことに、自分が一番驚いていました。正直、ある仕事が自分に向いているかどうかなんてやってみなければ分からないし、同じ職種でも職場環境によってそれは大きく変わってくると思います。半信半疑ではありましたが、その結果を見て、もう一度「できる」「できない」の制約なしに、「自分がやってみたいこと」は何かを考えました。その結果、今私はデザインを勉強しています。

実際にデザインを勉強してみて思うことは、その領域の広さです。単に何かの目的に沿ってイメージを形にするだけではなく、まずアイディアを出すことそのものがデザインにつながるし、出来上がったものをどう伝えるかもデザインの一部。常に常に最良で効果的な方法を探すという意味で、とっても頭を使って「考える」ということ。

私は大学時代に文学を勉強していましたが、その時はテクストからあらゆる文化的な背景を汲み取る作業をしていました。「文化」といっても様々で、歴史、社会情勢、政治、宗教、芸術など、様々な要素がひとつの物語に現れてきます。著者はもう亡くなっているので、「あれはどういう意味なんですか?」と訪ねることもできません。答えのない学問です。その分はっきりとした正解も無いけれど、間違いもない、非常に懐の広い分野だったと思います。

では、「デザイン」はどうか。ある伝えたいメッセージがあって、それを伝えるために効果的な要素を盛り込んで、アイディアを目に見える形にする。その形はイラストだったり文字だったり、あるいは文章そのものだったり色彩だったりする訳ですが、まさに自分がやっていた、文学からある背景(=メッセージ)を汲み取る作業の逆のプロセスを経験しているような気がします。

堅苦しい話になってしまいましたが、自分がやってきたことがどこか今に繋がっているんだなということを、最近実感しています。目に見える形にするのは本当に難しく、アイディアが全然閃かないことも多々あるのですが、頭を使って「考える」ことが、今はとても楽しいと思えます。

長くなってしまいましたが、2015年に入ればまたすぐきちんと進路について考えなければなりません!前回の就職活動中にも感じましたが、「自分らしさ」を持っている人ほど魅力的な人材はいません。自分の中で何が「自分にできること」なのか、考えながら過ごして行きたいと思います。

皆様、良いお年を!

p.s 画像はフランスの哲学者・パスカルの「パンセ」より、有名な「考える葦」の抜粋です。「考える」ことって、人間にしかできない偉大なことなんですね。

  • 書き手
    野中 智未
  • カテゴリ

ページの先頭へ戻る

「月刊アドセレクト vol.72 イベント・キャンペーン特集」(デザイン誌) UM作品掲載

11月25日発行のAD SELECT MONTHLY DEC.2014 Vol.72に、UM Design Association主催の企画展示会“SWIMEETING”の様子と、2年生の遠藤さんが以前制作した、山形県のボランティアチーム“ボランティアチェリー”さんの活動紹介パンフレットの2点が掲載されました!!

自分たちのやって来たモノがこうして冊子に載ると素直に嬉しいです。日頃の皆様のサポートのおかげです。本当にありがとうございます。自分たちの作品がこうして冊子に載ると、客観的に制作物を観てみる事が出来ます。自分たちがこういったコト、モノを作って来れたコトに対し、デザインを学べている、という感謝でいっぱいです!

また、こうしたコトの積み重ねで「また誰かが喜んでくれる様にデザインをしていこう!」と改めて強く強く感じる事が出来る良い機会でもありました。

また皆様の笑顔に出会えるよう、UM Design Association一同これからも頑張って参りますので、皆様の更なる応援をよろしくお願い致します!!

ページの先頭へ戻る

活性プロジェクト・カフェ ブランディング 相互批評

2014年12月8日(月)、本校OBの岡田玄也さんを交え、2年生制作「活性プロジェクト」・1年生制作「カフェ ブランディング」、相互批評を行いました。2つのプロジェクト解説をします。

■ 2年生制作「活性プロジェクト」
メインの卒業制作が、「企画重視、目的のあるクライアントワーク」であることに対し、その真逆を行う、もう一つの卒業制作。自分自身を目的とし、“ものづくり” に専念するプロジュクト。テーマは「活性」。

・ 完成した作品を自分自身が見て、気持ちが「活性」されること。
・ その状態が卒業後もしっかりと続く、自分自身が納得する作品であること。
・ 媒体・表現は自由。ただし、「1つの媒体のみに絞る」こと。
・ 全体・細部を含め、完成度を高めること。
・ 授業毎に進捗確認し、アドバイス内容をもとに、都度、ブラッシュアップを繰り返すこと。

上記、条件内であれば、基本なんでも自由。挑戦的なグラフィックアートや、文字に向き合うロゴタイプ、実験的な冊子表現……。今一番、何を学びたいか、どの技術を高めたいか。卒業後に活きる、密度の濃い作品づくりとなりました。

■ 1年生制作「カフェ ブランディング」
本校が立つ「御茶ノ水・水道橋・神保町」にてオープンするカフェのVI=ビジュアル・アイデンティティ構築。ブランディング。実践(実際の仕事)前の準備段階として、2年生がカフェをオープンするオーナー(クライアント)、1年生が依頼を受けたデザイナー、という設定で制作進行しました。ヒアリング・リサーチ・アイデア出し・コンセプト立案、段階を経た制作を行います。

ロゴをつくるにあたり、「何を、どのように、ヒアリングすれば、最適なロゴ制作が可能か?」……自ら考え、ヒアリング項目・必要資料を書き出す等、実践に近い感覚で、カフェのブランド構築を進めました。業態はわかるが、独自性がもの足りない。オリジナリティがありキャッチーだが、完成度があまい。課題はまだまだあります。

2年生・1年生、お互いに批評し、「何がどのように良かったか」「何をどのように改善すべきか」具体的に言葉に起こすことで、頭の中にある考えを視覚化します。これも人に伝えるデザインの一つです。批評会の後、OB岡田玄也さんに、会社・個人作品のプレゼンテーションをしていただきました。環境・予算・納期、様々な条件が重なる中でつくる会社作品。自由度高く、フルスイングでつくりこむ個人作品。悩みをかかえつつも、楽しくデザインに励んでいる姿は、現役生から見て、改めて色々と考えさせられたと思います。

新年からはいよいよ実践です。今回の刺激を生かし、より成長していきましょう。デザインを待っている人たちが、必ず、成長の先にいるはずです。

ページの先頭へ戻る

伝え方のデザイン

はじめまして、今回ブログを担当しますグラフィックデザイン科1年の野中です。

1年生のUMの授業が始まって、一ヶ月が立ちました。これまでずっと制作を進めてきたカフェのロゴデザイン・VIツールの制作も、いよいよ大詰めの段階に来ています。これまでの授業内でもクライアント(二年生)の前でのプレゼンテーションを何度か行ってきましたが、どのように自分が考えたデザインを伝えるか、ということも含めてデザインであると最近痛感しています。

いくら考えたものが良かったとしても、資料が見にくい、伝え方が下手、などでは相手に効果的にアピールできません。また逆に、多少アイディアに難があったとしても、伝え方によっては相手を納得させてしまうこともできるでしょう。もちろん、良いアイディアを良い方法で伝えるのが一番効果的なのは言う間でもありませんが…

わたしは資料を作るとき、順を追って論理的に伝わりやすく説明することを念頭に置いています。大学で論文やレポートを書いていたときの考え方が染み付いていて、資料を作るときは、まず「導入」→「内容」→「結論」という流れを意識しています。これまでのプレゼンテーションの資料もこの順を追ってつくっていました。しかしながら、「論理的である」ことがベストな学術的な論文とは違って、プレゼンテーションはいかに「相手に大きな印象を残すか」が大事だと最近ようやく肌で実感してきました。確かにある程度の順序は聞く側への配慮として必要ですが、「結果」をいきなり見せることだって、場合によっては十分効果的かもしれません。

以前から永井先生には、「言葉で説明しないといけないデザインは、デザインとして機能していない」というお話を伺っていましたが、まさにプレゼンの場でも、まず出来上がったものをクライアントに提示し、その段階で良い反応がもらえたら、それは「言葉のいらない」伝わるデザインなのだと思います。

こうしたプレゼンテーションの仕方は、クライアントによって適した方法に変えるべきでしょうし、どれがいつも必ず良いとは限らないと思います。だからこそ出来上がったデザインだけに満足して常に同じ手法のプレゼンをするのではなく、状況に適した伝え方ができるように、日々プレゼンテーションの仕方にも考えを巡らせたいと思います。

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • 書き手
    野中 智未
  • カテゴリ

ページの先頭へ戻る

時間と経験の差

初めまして。一年グラフィックデザイン科の鴻巣志歩と申します。
先日、UMの第四回目の授業がありました。
今回の授業はいつもとは違いスペシャルゲスト株式会社総合パッケージ 課長の山道保穂様にお越し頂き、普段の充実した授業内容に加えてとてつもなく大きな刺激を頂きました。今回のブログではUM授業内で感じた事と山道様のお話を聞いて思った事をふまえて書かせていただきます。

今回の授業では先日より先輩にご指導いただいているカフェのロゴ、ツールの制作の最終段階と、永井先生にご指導いただいている学校パンフレットのデザインのラフの提出でした。自分以外の人のやり取りを見て私はいつも自分の実力のなさを痛感致します。自分がこれでもかと時間をかけて考え抜いてつくったものでも、自分が『良い』と思ったものより遥かに『良い』ものを考えてつくる人はたくさんいるのだと思い知らされる事が多いのです。

私はその主な要因は『経験という時間の差』だと感じています。『経験』が多い人は制作に関しても無駄がなく、また細かい配慮が出来る人が多いように感じます。そのため、作品のクオリティーに直結すると 常々思っていました。

また、山道様のお話を聞いて学び、感動するとともに「この方のようになれるにはどれくらいの時間を使うのだろう」とも思いました。ものをつくる事やクライアントに対する姿勢や考え方、技術や積極性は話を聞くだけだとたったの数十分ですが、この数十分には山道様の何年という月日が詰まっていると考えると途方もなく感じ、デザイナーを目指すものとしてあこがれも感じました。

写真は私の『デザインに関わった経験』である、授業ノート(一年後期編)です。私にとっては一生懸命に毎日書き足していっているつもりですが多くのデザイナーにとってはまだまだ厚みも内容も薄いでしょう。
私はいずれ分厚いノートと知識と経験と共に、様々な人と並んで仕事ができるようにこれから努めていきたいと思います。

遅くなりましたが、山道様、有り難いお話を数多く頂き、誠にありがとうございました。

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • 書き手
    鴻巣 志歩
  • カテゴリ

ページの先頭へ戻る

満足度

初めまして、梅沢泉と申します。

先日UMの三回目の授業が終わりました。授業内容は母校のパンフレットのリデザインを考える、ロゴの途中経過をクライアントさん(先輩方)の前で発表する等です。ロゴの発表は今までに経験が無く、自分の作ったロゴがどのような意味を持ち何を感じて欲しいか上手く伝えることの難しさを痛感しました。このように良い刺激を受けると共に、デザイナーになるための基礎を固めていけたらと思います。

そして今回のロゴの課題において書体選びに時間がかかりました。その雰囲気に合ったものを沢山の種類の中から選び出すことは安易でないとは分かっていたつもりでしたが、まだまだ考えが甘かったようです。以前永井さんが推薦して下さった「欧文書体 その背景と使い方」や文字、Adobeに関する本を先日買いました。私は高校の時に参考書を買って満足し、解かずに終わると言うことがありました。そのようなことが二度と無いようこれらの本を参考にクライアントさんの要望に応えられるよう研究していきます。

これから沢山迷惑をかけると思いますが、UMで色々なことを学び、吸収していきたい思います。遅ればせながら今後ともよろしくお願いします。

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • 書き手
    梅沢泉
  • カテゴリ

ページの先頭へ戻る

好奇心という考え方

初めまして、一年のチャールズ・チョンと申します。

先日、UMの三回目の活動が終わりました。今回の授業の課題は昔通っていた学校のパンフレットのリデザインでした。リデザインするからには学校本来のパンフレットをじっくり見なければなりません。見て、考えてから、改善点と方向性を決めます。その上、僕のデザイン性は何でしょう、僕しかできないデザインは何でしょうという自分に対す質問がありました。自分の主張の問題なので、アートとデザインの関係性について記事を書かせていただきます。

僕は昔、美大で彫刻を勉強していました。完成なるアートです。今はデザインを一生懸命勉強していますが、昔アートの世界で得たものは決して無駄ではないと思います。アートとデザインの関係性は、正直、どう研究したり、話したりしても永遠に結論が出ないと思っております。個人的にアートとデザインは繋がっていると思います。僕にとって、アートは質問、デザインは答えです。質問がないと答えはいりません。質問に対す答えがないと、人は探し続きます。アートとデザインはまるでだれでも一人ぐらいいる、関係性は薄いですが、確かに繋がっている親戚のようなものだと思います。アート、デザイン、映画、音楽、文書、全ては関係性を持ってあり、ただ作者は自分なりの角度や慣れているやり方で作品を作っています。アイデアはアイデアで、作者の一部です。数学者は論理でものを考えるだとしたら、アートやデザイン業界の人は好奇心でものを考えると思っております。

デザイナーは好奇心がないと難しいと思います。常に「こうした方がいいじゃない?」「どうすれば面白くなる?」と考えますから。

僕は5年前、それまでは片足だけ踏み入れていたアートとデザインの世界にどっぷりとつかることになりました。昔は芸術家になろうと思っていました。色々あって、最近、ようやく自分の方向が見つかった気がします。デザインの学校で勉強していますが、デザインだけを勉強していることはありません。今後も全力で色々作りたいと思います。

 

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • 書き手
    チャールズ・チョン
  • カテゴリ

ページの先頭へ戻る