UM Design Association

東京デザイナー学院

印刷会社との合同授業 デザイナーとしての姿勢

本日のUM授業では、飲食店・物販店の紙袋・ショッパーを製作されている、株式会社総合パッケージ 課長 山道保穂様をお招きしました。印刷表現とブランディング、クライアントと仕事に対する姿勢のお話しいただきました。実例紹介と共に伝えていただいた中、製造視点と重なり、デザイナーサイドにも生かせる重要なポイントを3点、整理しました。

01. 方向性を明確にする。
やんわりとした要望〜具体的な希望、形にするイメージは、お客さまの業態・目的によって様々。どのような形にするのがベストか。まずは、提案者自身が方向性を明確にし、筋道を立てる。そして、一度、形にする。その形をクライアントに見せる。形をもとに摺り合わせをする。はじめに、デザイナーがベストな仮説を具体的に提示することが、プロジェクトに良い流れを生み出す。

02. ストライクゾーンの一つ上を投げ続ける。
お客さまからの「これをやってほしい。」という、“1” のオーダーに、“1” 答えても満足感は得られない。“1” に対し、“2” や “3”、もしくは、“1”+“A” などといった、期待値を上回る姿勢を見せる。見せ続ける。安心感・期待感・信頼感を生み出す、その姿勢こそ、デザインの一つでもあると言える。

03. 実物ありきの提案をする。
「百聞は一見にしかず」という言葉があるように、実物の “モノ” で見せることが大事であり、その方が相手によりイメージが伝わることは明白である。デザイナーはプランナーではない。言葉を補わないと相手に伝わらない(響かない)デザインは、デザインとして機能していない。また、相手の貴重な時間を想いやること、複数人でイメージを共有する利点でも、実物は必須だと感じる。

目まぐるしい日々の中、わすれがちな、当然ともいえる姿勢。外部にも、内部にも、しっかりと見せていきたいと改めて感じました。これからも外部の方をお招きし、デザイン業界を支えていくUMメンバー、学生たちとの接点を増やしていく予定です。山道様、貴重なお時間、誠にありがとうございました。今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • 場所
    御茶ノ水・水道橋・神保町(東京都千代田区)
  • 書き手
    永井弘人(担当講師)
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