UM Design Association

東京デザイナー学院

珈琲のカスを使った消臭剤『Qahua』

私は素材を活かした商品化できそうでされていない物を作っていきたいと考えています。物が溢れている現代、工夫すればまだ使用できる物が廃棄されてしまう物(素材)が多くあります。わかってはいるけど、それを行動に起こすことは簡単なようで難しいことです。アイデアとデザインでそれを実行していきたいと思っています。きっかけは就活の求人を探している時、卵の殻を使ったバスマットを扱っている会社の求人でした。一つの素材の特性を調べ、その特性を活かせる商品を考えてデザインするだけでなく、当たり前に廃棄されている卵の殻をより良い物に変えていく仕事にとても衝撃を受けたと同時に自分もデザインだけではなく一から物作りに関わっていきたいと言う気持ちになりました。

そこで以前から珈琲に消臭機能があることは知っていたので、これを活かした物をデザインしようと思いました。珈琲のイメージを残しつつ清潔感を感じられるイメージを大切に商品名やロゴ、ロゴマーク、パッケージを考えました。商品名の『Qahua』(カフア)はアラビア語で「珈琲」と言う訳になります。訳すと直接的ですが、発音が柔らかく消臭剤のイメージに合うのではないかと思い決めました。ターゲットが主婦の方や一人暮らしの女性なので、パッケージとロゴマークは消臭剤は見えにくい所に置くイメージがあるのでリビングやキッチンなど見える所に置けるインテリアとして考えました。密封性と高級感を出すため容器はガラスびんを使用しています。珈琲のお花と葉をマークに入れて清潔感をイメージしています。

この消臭剤は誰でも作ることができます。しかし時間と手間が必要です。手間をかけて工夫することで廃棄されるものが新たに生まれ変わり、デザインの力で手に取ってもらえる。一から物を作りに関わり商品の良さや特性を知る事でより商品の意図を取り入れたデザインが生まれるのではないかと学ぶことができました。

 

 

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • クライアント
    西形清香
  • 場所
    御茶ノ水・水道橋・神保町(東京都千代田区)
  • 書き手
    西形清香
  • カテゴリ

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