UM Design Association

東京デザイナー学院

飲食店「手打ちそば清水屋」メニュー表

こんにちは!年末ぶりですね。お洒落になった801教室にどうも馴染めない後藤です。

UMの醍醐味とも言える外部クライアントとの実践的プロジェト。2年生としての課題の始まりは、このプロジェクトで、私はアルバイト先の『手打ちそば清水屋』さんのメニューリデザインを行いました。

清水屋さんは、業種の変化はありながらも、商店街の中で地域と深く関わりながら約70年続く歴史のあるお店です。現在は、和菓子の製造・販売に加えて、3代目を継いだ娘さんが手打ちそばを始められました。歴史はあるものの、お店を連想させるようなブランド感、統一イメージがない、ということで、今回は長い目で考えたときに、清水屋のブランドデザインとなるようなものを意識して取り組みました。

コンセプトは「会いに行きたくなる場所」。清水屋だからこそ行きたい、と思ってもらい、来た人が、元気になるような場所でありたいという願いから、このコンセプトを設定しました。

プロジェクト進行の流れとしては、まず、ヒアリングを行ってコンセプトを確定し、色や雰囲気の方向性をイメージ画像を一緒に見ながら決めていきました。そこから、私の方で10案ほどデザイン案を提示、2案にしぼってもらったあと、それぞれのブラッシュアップを提示、1案に絞って、書体や色味、記載内容の細かい調整を行って、完成でした。

プロジェクトを終えて、反省点、今後の改善点として次の2点を考えました。

まず、1点目は、資料等の提示をより丁寧に行って、なるべく完成形に近いところでお互いのイメージをすり合わせていくべきだということです。今回、資料収集が甘く、雰囲気的には方向性が見えたけれど、メニューとしてのイメージはあまり共有できなかったという感覚があります。作るものにより近い資料を収集し、イメージ共有していくことが、お互いにとっていいデザインを作る近道だと感じました。

2点目は、相手の立場に立ったバリエーションの提示が必要だということです。今回、初回デザイン提案では10案を提示したことで、比較・選択しやすく、また沢山の案を見られたことで喜んでいただくことができました。しかし、後半、書体や色味など細かい部分の調整に入った際は、もっと細かく色の違いや書体の違いを提示して、比較していただけたと思います。細かい違いであるからこそ、実際に見てみなければ検討が難しいところは多々あるので、そうした部分に配慮した資料提示ができるようになりたいです。

クライアントワークは、学ぶことが一段と多いです。普通の課題であれば基本的には自分にとっていいデザインを作ることを考えてやればいいですが、「クライアント」という存在があることで、自分ではなく相手にとっていいデザインとは何かを深く考え、またそれを提案する、伝える、という段階も踏んでいきます。上手く伝わらないこと、汲み取れないこと、食い違うこと……難しい点は沢山ありますが、こうして経験を積ませていただけることが本当に有難く、勉強になりました。「デザイナーになる。」というのは、ずっともっとこういう感じで、だから普段の課題も自分のことだけでなく、相手のことを想像しながらやれるように意識したいと思いました。引き続き、クライアントワークは行っていきます。学んだことを次にしっかり活かして、身につけていきたいと思います。

最後になりますが、こうした機会を与えてくださって清水屋さんに、心から感謝したいと思います。本当にありがとうございました!!

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • クライアント
    手打ちそば 清水屋
  • 場所
    東京都 杉並区 堀ノ内
  • 書き手
    後藤 裕子
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