UM Design Association

東京デザイナー学院

通販サイトのアイコンデザイン「山海と鯨」

こんにちは、陳雨晴です。

最近ある考えがあります。デザイナーは漁師さんと似てるかもしれないということです。デザインの流れはまず一番大事なヒアリング、そしてリサーチし、ラフを描き、提案、検証、デザインを確定、最後入稿、納品します。

私の勝手な想像ですが、漁師の仕事もこういう感じかもしれません。依頼をうけてどんな魚を漁りたいかを決めて、この魚が住んでる海、必要な餌、当日の天気を調べて、出港して、質と量を確認の後で出荷します。

クライアントさんは私が通っていた大学の同級生で、クライアントさんは大学の時ファッション系の仕事がしたいと言ってましたが、今は普通の公務員として勤めています。この夢を抱えて3年間いろいろ準備して、やっと今年に自分のファッションブランドを立ち上げると決心しました。

依頼の内容はこのファッションブランドの通販サイトのアイコンを作ることです。ロゴと違って、文字以外もいろいろな表現はできます。例えば、写真や絵画など。使う例はこちらです。

ロゴの名前は『山海と鯨』です。

コンセプト、締め切りの日、必ずいる要素を決めました。

締め切りは6月下旬ワールドカップ期間中です。オリジナル性を出すため、手描き要素も求められました。

クライアントさんは就活と仕事を経験して、この中のつらさと苦しさを知りました。そして本心から就活中や社会人になったばかりの女の子を応援したい、今現実に苦しんでいる女の子に夢を与えようと思っています。その思いから私は現実に対し、「幻想的」というコンセプトに決定しました。

これからお客さんから提供された資料を参考にして、具体的にどの品種の鯨がお好みか提案しながら探ります。

 

「山海と鯨」は立派で壮麗なイメージがあって、私は提供された画像を参考して先に筆字を書きました。

そして、四つの方向性のイラストも描きました。

まず「山海と鯨」の名前から連想した山の中に飛んでいる鯨と海に潜っていく鯨を水彩で描きました。

次はクールで神秘的な鉛筆で描いたモノクロのバージョンです。

また、女性をターゲットとして、可愛い系のバージョンも描きました。

最後、シンプルで汎用性があるシンボルマークの提案です。

初回提案の後、向こうはいろいろ悩んだようでした。二日たち、筆字と幻想的な世界観を感じさせる水彩の絵画と女の子が喜ぶような可愛いイラストが選ばれました。共通点は鯨の全身を入れるのではなく、尻尾だけで表現するところだと判断しました。。

そして、もう一枚の参考画像をくれました。

画像によるとクライアントさんは絵と文字の組み合わせが気に入っているようです。

もう一回、ラフを描きました。さらに描き込んだのはこちらです。山と海と鯨の元素を全部いれて、筆字と組み合わせました。

 

クライアントさんに見せた結果は「なんか違うね、ちょっと複雑すぎるかもしれない。」と言われました。

私は参考画像をもう一回見直して考えました。参考画像はデジタルで描かれているようです。私もデジタルで描いてみました。

クライアントさんの反応は「これも好きだけど、アイコンのサイズで見えないかもしれないな…それに、やはり筆字と絵画の方も好き…」

私は考えた結果、二つの提案をしました。

一案はアイコンもヘッド部分も全部筆字にして、サイズによってレイアウトを変えます。幻想的な部分は削られますが、アイコンはよく見える、ヘッドも統一感があります。

二案はアイコンを幻想的な水彩の絵にします。オリジナル性があり、お客さんの目も引きます。そして、よく見えます。ホームページヘッド部分はデジタルのロゴを使います。アイコンと違うデザインで面白いと思います。

 

いろいろありましたが、やっとデザイン案が決まりました。決まったのは文字だけの案です。クライアントさんはやはり小サイズでも見やすい「文字」だけの案を選びました。そして、見るだけで思わず読む、そして声が頭の中に自然に浮かぶのも文字の力です。水彩の絵もホームページのデザインとして使いたいと言っていただきました。

私は海を渡して、やっと「鯨」を捕まえました。

鯨を捕まえる時必ず困難を乗り越えなければなりません。命に関わるほどではないですが、デザインも同じたくさんの困難があります。私は筆字もイラストを描くのもとても苦手ですが、調べて、参考にして一生懸命描きました。

 

 

漁師のようなチャレンジ精神、漁師のような粘り強さがあれば、大漁と同じ達成感も感じるでしょう

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