UM Design Association

東京デザイナー学院

小さな洋菓子店「りんごの樹」消費期限シールのデザイン

こんにちは。UM2年の角田 彩奈です。先日はUMプレゼンありがとうございました。

今回私は、小さな洋菓子屋さん「りんごの樹」をクライアントとして、ケーキの箱に貼る消費期限シールのデザインをさせていただきました!

お店は、私の叔父と叔母が経営している小さな洋菓子屋さんで、お菓子やケーキは1つ1つ丁寧に手作りされています。私も誕生日や入学式等のお祝い事にホームケーキを作ってもらったり…とそんな親しい関係です。

現在使われている消費期限シールは叔父がデザインしたもので、そろそろ変えたいと言っていたことから今回私がデザインをさせていただくことになりました。

1.ヒアリングを行い 2.コンセプトをたて 3.モチーフや色を決め 4.デザインに落とし込む 5.確認をしていざ提案…!までの流れを1つずつ丁寧に行いました。ヒアリングでは4つのことを聞きましたが、その中でモチーフはレースりんごがいいとのことでした。

 

私自身、クライアントであるお店の雰囲気は分かっているつもりでいたので、今回のクライアントワークはすんなりアイデアが浮かんでデザインに落とし込んでしまいました。…がしかしUMの授業で中間報告をしたとき、私はデザインに落とし込む以前に、モチーフの決定時からデザイナーとして大きな失敗をしてしまったことに気づかされました。

それは…クライアントの言ったことをそのままデザインしただけだったのです。よく考えれば、私が作ったものはロゴを変えればどこでも使えそうなレースとりんごのデザインで、ある意味汎用性の高いものを作ってしまいました…クライアントであるお店のためのデザインが全くできていない、自分はデザイナーとして全く機能していないと反省しました…。

 

そこからはお店のことをもっと調べ、新しく実際に「りんごの樹」で売られているショートケーキとスプーン、フォークのモチーフを作りました。

シールは全部で24種類、原寸にカットしてやっと!提案に行きました。

結果選ばれたデザインは、新しく追加したケーキのモチーフでした。「りんごの樹」でしか使うことができないオリジナルのケーキのモチーフと、クライアントがとても好みだと推してくださったことで決まりました。カラーは実際に箱に合わせてもらったことで色の映え具合でオレンジに決まりました。

実寸で提案に行ったことで、実際に使うイメージが湧きやすく話もスムーズに進んだとクライアントにも喜んでいただけました。

実際にお店で使っていただくのは、現在使われているシールを使い切り次第とのことでした。そして、今回の件で新たに信頼関係を築くことができたことで次の依頼もいただくことができました。詳細はこれからですが、今回のデザインと同じモチーフのスタンプを作らせていただく予定です。

 

最後に、この経験を通して私はまだまだデザイナーとしてできていないことがたくさんあることに改めて気づかされました。いつになってもデザイナーは受け身ではなく、クライアントのために自ら発信していく立場であることを忘れてはいけないと思いました。今回のクライアントワークは、自分自身も成長に繋がるとても貴重な経験でした。

  • ディレクション・デザイン
    UM Design Association
  • クライアント
    Patisserie りんごの樹
  • 書き手
    角田彩奈
  • カテゴリ

ページの先頭へ戻る